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<<   作成日時 : 2008/08/29 20:54   >>

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那覇空港で昨年8月、中華航空機(ボーイング737―800型機)が爆発炎上した事故で、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は29日、右主翼の可動翼(スラット)の支柱に取り付けるボルトに、設計上の問題があるとする経過報告を発表した。

 ワッシャー(座金)が欠落すると、ボルトが抜け落ちる恐れがある。事故調では、米ボーイング社が新造機に関して自主的にボルトの設計変更を行ったことから、米航空当局に対する安全勧告は見送った。

 事故では、スラットの支柱から脱落したボルトが燃料タンクに突き刺さり、燃料が漏れ出したことが判明している。

 経過報告では、ボルトの留め具となるナットの外径は、座金より内側にある支柱の内径より小さかったため、座金が何らかの理由で欠落した状態では、ボルトが抜け落ちてしまうという構造的な問題点を指摘した。

 また、中華航空の整備士は昨年7月6日、ボーイング社の指示に従い、ボルトのナットを締め付けたことを証言。この指示は、ナットをボルトから取り外した上で、新品のナットを取り付ける内容。事故調では、スラットの収容部分から回収した座金に、いったんは取り付けた跡があったことから、作業中に座金などの部品が外れた可能性もあるとみてさらに調べている。

 ボ社の設計変更は、ナットの外径を支柱の内径より大きくしたり、脱落防止のためボルトに安全ピンを巻き付けたりするもの。

 新造機は今月21日に日本航空に1機引き渡されたが、このほかにも同型機と同系列機は日航が13機、全日空が20機、スカイマークが8機保有する。ボーイング社は近く各社に改修指示を出す予定。

(2008年8月29日13時08分 読売新聞)

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